アマゾンルビー

アマゾンルビーへの想い

私がアマゾンのフルーツ、カムカムと出会ったのは1998年頃だと思います。あるペルーのレストランでベージュ色の飲み物を頂いたのが初めての出会いです。
ビタミンCを素晴らしく含有するアマゾンの果物のジュースだと聞きましたが、その時はあまり興味を掻き立てられませんでした。

そして本当の出会いは2006年7月、私がカムカム産地であるプカルパという場所を訪問した時です。そこのホテルで色鮮やかなカムカムのジュースに出会いました。

衝撃的な出会いでした。

そのルビーのようなパッションピンクの色に驚き、酸味のきいたこの味に惹きつけられたのです。その時にこの色をした、この味をした本当のカムカムを日本に届けたいと強く思ったのです。

それから本当のカムカムの色をお客様に届けるべく、商品化への研究が始まりました。当時ペルーの国立大学でもあるICA大学薬学部の教授と二人三脚で、何度も何度も試作品を作りました。カムカムは収穫後からあっという間に酸化が始まるデリケートなフルーツで、その取扱いは容易なものではありませんでした。
品質や鮮度保持のために-20度の冷凍庫で保管をしても、カムカムの赤い色の要素であるアントシアニンの劣化、天然ビタミンCの酸化は容赦なく襲ってきたのです。

そしてついに試行錯誤の中で「色が変わらない、酸化しない」方法を見つけました。しかし実際の商品化はなかなか難しく、それからさらに1年かかりました。

ようやく出来あがった商品、まずはお客様の反応を聞きたくてペルーの首都リマ市内で販売を始めました。販売を始めて間もなく、1通の発注メールが当社に届きました。タンタ・サンイシドロというレストランでした。

そのレストランの事を何も知らないまま私は喜んで販売をしたのですが、実はその店のオーナーはペルーでも大変有名なシェフだったのです。彼も本当のカムカムを探していたわけです。

ペルーでは徐々に評価を頂くようになり、販売が拡大されていきました。2014年の今では一流ホテルからレストランまで、多くの店が当社が商品化したこのカムカムを取り扱ってくれています。もちろん、一番初めに取り扱いを始めてくれたレストラン、タンタ・サンイシドロは今でも当社とお付き合いを頂いています。

昨年からは本格的に日本でも販売を開始するにあたり、ルビーのような色合いから「Amazon Ruby」という名前をつけて新しいブランドを立ち上げました。

  • 体に良くて(Healthy)
  • 美容に良くて(Beauty)
  • お洒落な(Fashionable)

な素材はAmazon Ruby以外に他にありません。

「これはきっとお客様に喜ばれる」そんな声に後押しされて、ようやく日本でも販売が始まりました。
私が本物のカムカムを日本に届けたいと感じたあの日から8年。ぜひぜひ当社の自信作であるAmazon Rubyをお召し上がり下さい。

YAMANO DEL PERU S.A.C社長 山本 為之